サーフでの釣りがメインになってくると欲しくなってくるのがサーフ専用ロッド
今回は僕が現在メインで使用しているサーフロッド、バディーワークスのダブルキャノン ストライカーのインプレとおすすめポイントを紹介したいと思います

きっちり振り抜けるパワーと繊細なルアー操作が出来るハイスペックなロッド!魚をかけてからも容易にいなしてくれます
スペック

スペック
- レングス:10フィート
- ウエイト:170g
- パワー :ミディアム(バッド:MH)
- ルアーウエイト:MAX42g(ベスト:17g~32g)
2020年11月に新発売。プロアングラー:目黒毅久氏の元、完成までに2年近くかけ製品化されました
開発コンセプト
ダブルキャノンストライカーは「攻め」に重点を置いたサーフロッド。ストライカーの名の如く攻撃的にターゲットに迫ることがコンセプトになっています
ルアーをより積極的に操作して魚へアプローチしていくための柔軟さと魚を掛けてからのパワフルなロッドパワーを兼ね備えています
細いけどパワーあるブランクス
まず驚くのがブランクスの細さです。エクスセンスジェノス ワイルドコンタクト(シマノ)と比べてみると一目瞭然

…微妙に分かりにくいw下の方がブランクス細いの分かりますか?
とにかく細身で「大丈夫?」って思うくらいなんですが、高弾性カーボンを密度良く巻き上げており特にバッドはMHと強度ある仕上がりになっています
バットパワーと細身の長所がプラスされてキャスト時は空気を切るかのようにビシッ!と決まります
またルアーウエイトはMAX42gまでの対応。例えばジャンプライズのかっ飛び棒38gもしっかり振り抜けます
好感度でしなやかなティップ
ティップはしなやかに入っていくことでわずかなバイトも察知できる高感度さを実現しています
僕はよくグラブテールのワームを使うのですがたまに魚がバイトする前…テールから呑み込む際の違和感を感じる時も(※実際釣り上げた時に呑み込んでいるので)
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単に柔らかいだけのティップだとキャスト時に反動が出過ぎてしまうのですが、このロッドはキャスト時の反動が本当に少なくなっていて動きの収束が速い
このしなやかながらも張りのあるティップはその反発を生かしてジグやワームをトゥイッチやボトムシェイキングなど細かい誘いが容易なっています
パワーのあるベリー&バット
ベリーからバッドの部分にかけてパワーのある設計になっており特にバッドパワーは強めに設計してあります
これはブランクスにカーボンを密度良く巻き上げることで実現

これで細身でありながらパワーのあるロッドになっています
このバットの仕様で曲がる程パワーがあふれ大物が掛かっても問題なく対応。実際このロッドを使って10kgのブリをサーフから釣り上げた方もいらっしゃいます(※某SNSより。僕じゃありませんw)

リールグリップにも秘密が
細かいところですがリールグリップの手のひらに当たる部分を長めに設計&カーボン使用

グリップを長めにすることで手のひらに当たる部分にしっかりフィットさせ、さらにカーボンを使用したことで高い感度を引き出しています
普通はEVA素材を使ったり、また締め込み部分は短いものが多いのですがこんな部分にもこだわりが込められています
何気に嬉しいセミハードケース付き

ちなみにダブルキャノンストライカーには付属でセミハードケースが付いています
これが何気に嬉しい(´ω`*)セミハードケースに入れておけば長距離移動や発送時など安心感があります
まとめ
キャスト時の安定感やルアー操作のし易さや、フッキング時のパワー伝道などとにかく使っていて安心感のあるロッド
魚を掛けてからのやりとりもロッドが魚の動きに追従してバットパワーで引き寄せてくれます
あとほんと良く曲がるのでそれだけでも楽しい(´ω`*)
当然これだけのハイエンドロッドですのでお値段もそれなりではるのですがそれ以上に価値あるロッド。機会があれば是非試してみてください
ちなみにこちらのロッドは初回生産で約150本程生産されましたが初日でメーカー完売してしまいました
年明け1月に入り同数程追加生産分として販売されてたようですがこれ以後の生産予定は今のところ無いようなので気になる方はお早めに検討してみてください
プロアングラー:目黒毅久氏とは
このロッドを監修したバディワークス専属スタッフの目黒毅久氏は仙台サーフをメインに年間200~300匹のフラットフィッシュを釣り上げるプロアングラー
目黒氏のヒラメに対するアプローチや考え方などSNSやYouTubeなど各媒体を使って紹介されているので機会があればぜひそちらもチェックしてみてください
それでは!みなさまが良い釣果に恵まれますように
d(´ω`*)Let's fishing!