Jackson(ジャクソン)を代表するシンキングペンシル「アスリート12SSP」
インプレと僕なりの使い方・使い時やおすすめカラーを紹介していきます
結論からいうと抜群の飛距離(安定感)と着底感度が良好。シンキングペンシルの操作が苦手な方はぜひこのアスリート12SSPから練習することをおすすめします

後方重心のためキャスト時の安定感は抜群!向かい風の時でもスパッっと飛ばせるシンキングペンシル
アスリート12SSP:スペック

- タイプ :シンキングペンシル
- サイズ :120㎜
- ウエイト:33g(後方重心タイプ)
- フック :#4×3本
アスリート12SSPはウエイトを後方重心に設計。これにより安定した飛距離と着底時の感度の良さを生み出しています
またヒラメなどの噛みつき系のバイトはフックが多い方が安心感があるので3フックは頼りになります
※ちなみにアスリートSSPシリーズではサイズ違いで140mm/40g・120㎜/33g・105mm/24.5gの3種類を発売中(※2021.5現在)
アスリート12SSPの「SSP」は「スリムシンペン」の略称
アスリート12SSPの「SSP」についてですが「SSP=スリムシンペン」の略称との事です
ただSSPってみると普通はセミサスペンドって思っちゃいませんかね…
セミサスペンドとは
セミサスペンドとは一般的にスローフローティングからスローシンキング間になるよう調整されたタイプ。ちなみにサスペンド=浮かず沈まず水中で停止という意味合い
アスリート12SSP:カラーラインナップ

公式ではカラーは現在11種類。この他にも限定販売で有頂天カラー、パールピンク、パールブラックなどのオリジナルカラーもあります
特に人気カラーはグローピーチキャンディーやヒラメノエサなどのピンク系。中々手に入りません…

僕は12SSPはデイゲームで使う事が多いのでグリーンゴールドやカタクチなどナチュラル系のカラーを多用しています
アスリート12SSP:インプレ
安定感のある飛距離
アスリート12SSPは後方重心の恩恵でブレのない安定した飛距離が出せます。とにかく投げていて気持ちのいいルアー
流石にメタルジグには及ばないもののMロッドでも80m前後は余裕。硬めのタックルセッティングであればさらに飛距離を伸ばせます
また安定感があるため風の強い日などタフコンディション時でも飛行姿勢はブレにくく飛ばせます。使い勝手が良いので1本あると便利なルアーです
ボトム着底が分かりやすい
アスリート12SSPはフリーフォールで落とすとテールから垂直気味にストンとボトムに着底します
このため着底が分かりやすく、また早く落ちるので手返しの良さに繋がります
一方、テンションフォールは水平気味に細かなローリングしながらフォールしていきます(シミーフォール)。魚に対して食わせの間を作りますがシミーフォールはボトムは取りづらくなります

シミーフォールとは大まかにいうとボディが揺れながら落ちていくフォールのことを言います。テンションを掛けないフリーフォールでもでもシミーフォールしてくれるルアーもありますよ
アピール力のある大きめのアクション
アスリート12SSPはスロー~ミディアムスローで引くとテールをワイドに降るアクションで泳いでくれます。大き目のアクションなのでアピール力は高くマズメ時など高活性時に有効
またアクションが大きい分引き抵抗も程よく伝わり水中での動きがイメージがしやすいです。これ結構大事なんですよね
他、ファストに引くとテールの振り幅は抑えられローリングが強いアクションになりますがこれも意外と有効です
テールは下がり気味に泳ぐ
アスリート12SSPは後方重心のためテール下がり気味の泳ぎになります
ナチュラル感でいうとなるべく水平姿勢で泳ぐのが望ましいのですが…ここは好みが分かれるところでしょう
もちろんリトリーブスピード次第で水平姿勢にはなりますがスピードを上げすぎると浮きすぎてしまいますので注意です
アスリート12SSP:使い方・使い時
ストップ&ゴー
ヒラメ・マゴチ狙いであればまずはキャスト直後はフリーフォールをさせて早く着底させましょう
その後はストップ&ゴーが有効。着底後5~7回転ほど巻いてストップしボトムを取ることを繰り返します
ストップ時はラインテンションをかけるテンションフォールが有効。ルアーを水平気味にシミーフォールをさせて食わせの間を作ります
もし着底しているかどうか分からなくなったら途中フリーフォールを織り交ぜてボトムを確認しましょう

ワンピッチジャーク
サクラマスを狙うのであればワンピッチジャークが有効。またヒラメ・マゴチとは逆に表層から順にサーチしていきます
ジャークをすることでルアーに不規則なアクションが生まれ、それがサクラマスのリアクションバイトに繋がります
サクラマスの禁漁区域に注意
サクラマスは地域によって河口付近などの採捕を禁止している区域や機関などがあります。管轄漁業の規則を確認した上での釣行をお願い致します
ドリフトで使うにはやや不向き
12SSPは沈み込みが早いため潮流などの流れに乗せるドリフトでの使用はやや難しくなります
特に弱い流れでアスリート12SSPをドリフトさせるのであればかなり繊細なラインメンディングが必要になります
ドリフトを多用したいシチュエーションであればぶっ飛び君95Sやシーシェイカー90など他のシンキングペンシルを使用することをおすすめします
まとめ
基本的にシンキングペンシルは浮遊感のあるナチュラルな動きで魚にバイトまで持ち込ませるルアーであるとは思います
ただシンキングペンシルは扱いに慣れないと水中で何をしているか分かりにくいというデメリットが付き物…こんな悩みを持っているアングラーを多いのではないでしょうか
このアスリート12SSPはややナチュラル感は損なわれているものの、着底の分かりやすさ・適度な引き抵抗など水中での動きがイメージしやすいシンキングペンシル
シンキングペンシルが不慣れなアングラーには一度はぜひ使ってもらいたい。自分で操ったシンキングペンシルで釣ったヒラメはまた格別な想いですよ!
それでは!みなさまが良い釣果に恵まれすように
d(´ω`*)Let's fishing!



