DUO BeachWalkerシリーズに新たなシンキングペンシル「Vict(ヴィクト)105S」が発売
早速使ってみたのでインプレと僕なりの使い方・使い時やおすすめカラーを紹介していきます
結論から言うとミノーのように使えるシンキングペンシル。アピール力あるアクションで活性の高いヒラメを引き寄せる&食わせの間でバイトに持ち込もう!

ヴィクトはテールを大きく振るアクションが魅力!そしてストップ(フォール)で食わせの間を作るのが有効ですよ
ヴィクト105Sスペック
- サイズ :105mm
- ウエイト:34g
- タイプ :重心固定・シンキングペンシル
- フック :#4×2本
- リング :#3
サイズは使い勝手の良い105㎜ですがウエイトは34gとズッシリくるヘビーシンキングペンシル
前回インプレ記事を上げたモンスターショット80㎜に近い使用感でした
インプレ
ハイピッチスイングアクションについて
ヴィクト105Sはテールを大きく振るスイングアクションが特徴
こちらの動画の~0:30程にはテールをハイピッチに左右に大きく振って泳いでいますが、予想通りこのアクションを出すためにはある程度のリトリーブスピードが必要です
ちなみにスロー~ミディアムスローですとゆったりテールを振って泳ぎます。デッドスローではほぼアクション無しです
スイム中はあまり平打つ印象はないですが大きい振り幅のテールアクションでフラッシング効果も期待できます
リップ搭載で引き抵抗あり
ヘッドにリップを付けたことで水噛みが良くなり引いてくる際に程よい抵抗感をもたらしてくれます

シンキングペンシルの多くは引き抵抗が感じにくく水中でのイメージが付きにくい=何をしているのかが分からなくなることがあるのですが、ヴィクトならしっかり水中イメージ出来るでしょう
またリップを搭載することで過度な浮き上がりを防ぎ一定のレンジキープがしやすくなっています
飛距離は十分だがキャスト時に慣れが必要
34gとやや重めのウエイトとあまり影響はないもののクレセント(三日月)状のウエイト配置が特殊な形状はキャスト時に少し慣れが必要
特にML~M程の柔らかめのロッドを使っている方はキャスト時にバットにしっかりルアーウエイトを乗せてから投げないとバランスを崩して飛んでいき飛距離にムラがでます
バットにしっかりウエイトを乗せることが出来ればキャストは十分に飛距離が出せますのでコツをつかんでください

それでも100mまで飛ばすのは結構難しいかなと…やはりタックルセッティング次第だと思います。ちなみに僕はMロッドを用いて70m~80m程の飛距離でした
ドリフトは状況次第
ヴィクトはウエイトとリップからくる引き抵抗で水中での動作を感じやすいですが、一方操作中におけるルアーの浮遊感やナチュラルさには欠ける印象があります
特にドリフトに関しては潮流の流れが強い時などは可能でしょうが、潮流や弱い時や少々の風程度では上手くルアーを流していくことは難しいでしょう
使い方・使い時
基本はただ巻き
ハイピッチスイングアクションを生かすためにミディアム~ミディアムファスト程のリトリーブでただ巻きで誘います
基本的にはこれで十分とは思いますが…僕の場合であればヴィクトはもう少し早く巻いて使いたいなと思います
普段の釣り方がワームを用いての限りなくスローに誘うフィネスな釣り方なのでヴィクトをファストに巻くことで釣りの幅が広がりそうです
ストップ(フォール)で食わせの間を作る
ヴィクトはフォール時の姿勢はすごく素直。姿勢を保ちながらスーッっと落ちていきます。ストップ(フォール)を組み合わせていく釣り方がより効果的でしょう
ちなみに個人的な体験になってしまうのですが…今回ヴィクトを使ってみて何度かアタリはあるもののフッキングまでには至らず…という経験を何度かしています。
ヴィクトはスイングが大きいせいかなとも思ったほどです(違うと思いいたいですが…)その後ストップを多用してようやくフッキングに持ち込めました
元々ヒラメやマゴチはあまり捕食がそこまで上手な魚ではないのでストップ(フォール)を用いて食わせの間を作ってあげた方がフッキング率が高くなるでしょう

おすすめカラー
BeachWalkerシリーズはカラーリングが多彩で正直魚より人が釣られるラインナップ笑

特に今作で人気が出るカラーはまずこの3つでしょう
- シークレットピンク
- マットピンク
- チャートバックキャンディ
特に2021年新作カラーのシークレットピンクは品薄間違いなしの人気カラーになるはず。要チェックですよ!
余談
ちなみに僕が選択したカラーは高木レインボーゴールドとピーチグロー
僕は圧倒的に朝マズメ…暗いうちから明るくなる時間にかけての釣行が多いので、暗い⇒ピーチグロー・朝マズメ時⇒高木レインボーゴールドのローテーションを考慮してこの2色を選択しました

まとめ
今回ヴィクトを使用してみた感想としては非常にアピール力の高いルアーだなという印象を受けました。今回の実釣でも確実に魚を引き寄せてくれました
ただ先にも書きましたが大きめにテールを振るのがミスバイトと関連があるのかが非常に気になりますが…ストップを織り交ぜることで対応可でしょう
リップによる程よい引き抵抗はシンキングペンシルが不慣れな方でもイメージしやすい操作感です。皆さんも機会があれば是非ヴィクトをサーフで試してみてください
それでは!みなさんが良い釣果に恵まれますように
d(´ω`*)Let's fishing!



