ダイワタイラバロッド「紅牙X」が2022年フルモデルチェンジ(※以下22紅牙Xと記載)
前モデルに比べ更なる軽量化、またスパイラルガイド実装など機能アップされた22紅牙X
その中でも特に注目度の高い紅牙X 69MB-Sと紅牙X 69MHB-Sを購入&早速実釣で使ってみました
22紅牙Xの購入を検討している方で69MHB-Sと69MHB-Sのどちらにしようか迷っていませんか?
私は迷った末に…両方購入してみました笑。この記事が少しでもみなさまのお役に立ててもらえたら嬉しいです
この記事ではダイワ 紅牙X 69MB-S & 紅牙X 69MHB-Sのスペック&インプレを実釣してみた感想も交え紹介
また紅牙上位モデルのダイワ 紅牙MXエアポータブル N69HBーMETAL APとの比較もしてみました
まず結論から言いますが、どんな状況にも対応しやすいのはやはり紅牙X 69MHB-S
浅場から深場まで使えるバランスの良さと予期せぬ大物相手にも対応できるタイラバロッドです
一方、よりしなやかなティップを持つ紅牙X 69MB-Sはロッドの追従性が良く、魚とのスリリングなやりとりが楽しめます
浅場がメインのポイントであれば69MB-Sで十分ですし水深100m程のエリアでも使えますが、潮流が速い時やドテラ流しはやや不向きな場面もあります
尚、どちらも実釣してみた感想は22紅牙Xはタイラバロッドとして十分な性能…というか価格を考えれば高コスパすぎです
初めてタイラバをするエントリーロッドとして、また予備ロッドとしての購入などおすすめですよ!

今回の釣行で紅牙X69MHB-S使用時にヒラマサ(80㎝クラス)がヒット…記事後半にその際のやり取りも記載してます
ダイワ 紅牙X 69MB-S・69MHB-S スペック比較

以下はダイワが公式発表している22紅牙X(5アイテム)のスペック表です(※今回使用の69MB-S・69MHB-Sはピンク記載)
| 品名 | 対応ジグ重量(g) | 全長(m) | 自重(g) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 先径/元径(㎜) | ラインPE(号) | カーボン含有率(%) | 価格(¥) |
| 紅牙X 69MB-S | 30-120 | 2.06 | 100 | 2 | 108 | 0.8/8.9 | 0.5-1.0 | 83 | 14,000 |
| 紅牙X 69MHB-S | 40-150 | 2.06 | 104 | 2 | 108 | 0.8/8.9 | 0.5-1.2 | 83 | 14,000 |
| 紅牙X 69HB-S | 45-200 | 2.06 | 109 | 2 | 108 | 0.8/9.9 | 0.6-1.5 | 84 | 14,000 |
| 紅牙X 69XHB-S | 60-300 | 2.06 | 113 | 2 | 108 | 0.8/9.9 | 0.8-1.5 | 86 | 14,000 |
| 紅牙X 69MHS-S | 20-65 | 2.06 | 110 | 2 | 108 | 1.0/9.9 | 0.6-1.2 | 85 | 14,000 |
スペック表を見比べると69MB-Sと69MHB-Sはほぼ同じ対応ジグ重量であることが分かります
80g~100gのタイラバを使用している方ですと69MB-Sと69MHB-Sどちらを購入しようか迷ってしまいますよね
あくまで目安ですが100gを使う状況がほぼ無い方であれば69MB-S。100gがメインで120gまで使う状況が多い方なら69MHB-Sをおすすめします
尚、水深150mを超えてくるようなディープエリアであれば紅牙X69HB-S~紅牙X69XHB-Sの選択となります
ダイワ 紅牙X 69MB-S・69MHB-S ベントカーブ比較

上記図はジグ重量100g使用時の紅牙X各ロッドのベンドカーブ
22紅牙Xは食い込み性能の高いカーボンソリッドティップを採用。着底感度の良さはもちろん、水中のタイラバを安定させバイトを誘発しやすい乗せ調子のロッドとなっています
実釣でも69MB-S・69MHB-S共にティップはかなりしなやかなに入っていきました。また感度の良さは十分です
ダイワ 紅牙MX AP 69HB-METAL AP ベントカーブ

参考として22紅牙Xの上位機種となる紅牙MXエアポータブルのジグ重量100g使用時のベントカーブも記載
紅牙MXエアポータブルはティップにメタルトップを搭載。ハリのある高感度さがありつつ、しなやかさも併せ持つティップです
ロッド全体では紅牙X MB-Sと紅牙X MHB-Sの中間程の柔らかさですが、紅牙Xはティップが主に入り込んでいくのに対して紅牙MXAP N69HBはベリーからティップにかけてゆるやかな曲線を描いています
また補足として上位機種はガイド数が多く(紅牙MXAPガイド数=14・紅牙Xガイド数=11)より高感度アップを実現しています
ダイワ 紅牙X 69MB-S・69MHB-S 実釣

22紅牙Xを購入後、さっそく実釣で使ってみました
(※今回の実釣はかなり激渋で船中全体でも真鯛の姿は見れませんでした…真鯛報告はいずれ追加しますっ…)
最初に向かったポイントは水深80m~90m程の岩礁帯が混じるエリアで紅牙X 69MB-Sを使用
当日は微風でほぼ凪状態。タイラバは100gを使用しましたが快適に釣りをすることが出来ました
このポイントでは50㎝弱のマハタがヒット。根魚らしい突っ込むような走りが時折見られロッドがしなりますが、バットパワーでしっかり寄せてくることができました
22 紅牙Xはスパイラルガイド実装でライン絡み軽減

ポイントによっては根魚狙いでジグも使用するのですが、その際リフト&フォールを多用します
ジグ重量は同じく100gを使いましたが、100gではリフト&フォールは張りのある69MHB-Sが使いやすかったです
他には22紅牙Xはガイドが下向きになるスパイラルガイドを実装したためライン絡みが軽減。…というか今回はガイドのライン絡みはありませんでした
ティップのライン絡みは破損の原因にもなるため、その点かなりストレスなく釣りに集中できました
- スパイラルガイドとは
- スパイラルガイドとはガイドをねじるようにセッティングすることでティップ側のガイドが下向きになるよう調整されたガイドのことです
22紅牙Xの詳細なスペック&前モデル15紅牙Xとの比較記事はコチラ
紅牙X 69MHB-Sにてヒラマサがヒット!結果は!?

今回の釣行時、ヒラマサの群れと遭遇するラッキーな展開がありました
当時紅牙X 69MHB-Sを使用中、隣の方に青物らしいヒットがありオマツリをさけるため回収していたところにこちらもヒット
スプールを抑えつつかなり強引なポンピングで引き寄せていき、姿が見えたあたりまで捉えましたが…最後に船底に走られラインブレイクしていましました泣
最後は急な走りに対していなす事は出来ませんでしたが、紅牙X 69MHB-Sは大型魚も寄せれるバッドパワーは十分にあることが分かりました
ダイワ 紅牙X 69MB-S・69MHB-S まとめ

冒頭にもお伝えしましたが、浅場から深場までと様々なエリアに対応可能な紅牙X 69MHB-S
より自然なリトリーブや食い込みや魚とのスリリングなファイトを楽しみたい方は69MB-S
どちらも一長一短ありますがタイラバロッドとしての基本性能は十分兼ね備えています。ポイントの水深を考慮して選んでいきましょう
またもしポイントの水深が分からない(初めてで行ったことが無いなど)時は、事前に乗船予定の船長さんにエリアの水深や使用するジグ重量を確認しておきましょう
タイラバロッドの選び方もコチラに記載⇒22紅牙Xの詳細なスペック&前モデル15紅牙Xとの比較記事はコチラ
どちらにしてもこれからタイラバを初めて見たい方にとって22紅牙Xは十分満足できるロッド
ぜひ新しくモデルチェンジした22紅牙Xを手に取ってタイラバに挑戦してみてください!

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それでは!良い釣果に恵まれますように!Let's fishing!



