アウトドアブームに伴い近年ますます人気が出てきたサーフフィッシング
比較的ポイント(サーフ)にエントリーしやすく、ヒラメやマゴチの高級魚が狙えるサーフフィッシングはこれからますます盛り上がっていきそうです
「これからサーフで釣りをしてみたい!大きいヒラメを釣りたい!…でもどんな準備が必要なんだろう?」
今回はサーフフィッシングでヒラメやマゴチなどを狙ってみたい初心者の方に向けて必要な装備や道具類をまとめてみました
しっかり準備を整えて美味しい魚を釣りにいきましょう!
サーフロッド、リール、フローティングジャケットetc…サーフフィッシングに必要最低限な準備をしておこう!
サーフフィッシングに必要な装備や道具類
先にサーフフィッシングに必要な装備・道具類を以下に挙げてみます
- ロッド(サーフロッド)
- リール(+ライン&ショックリーダー)
- ルアー(メタルジグ・ワーム・ミノー・シンキングペンシルetc…)
- ライフジャケット(フローティングジャケット)
- ウェーダー
- フィッシンググリップ
- フィッシングプライヤー
- その他(キャップ・サングラス・グローブ・ライトetc…)
特に上6項目はサーフフィッシングにとって必要なものとなりますので以下からチェックしていきましょう
サーフロッドはスピニングロッドが主流
ロッドには狙う魚や用途によって様々な種類がありますがサーフで使うならサーフ専用のロッドから選ぶのがベスト
近年はベイトロッドを使ったサーフフィッシングも提案されていますが主流はスピニングリール仕様のロッドになります
サーフロッドと言われる現在主流となっている特徴としては
- 遠投性を重視するためロッドの長さは10~11フィート台
- 大型魚にも対応出来るようバッドパワーは強めに設計
- ランガンを考慮しロッドの軽量化
などが挙げられます
サーフロッドの中にはヒラメやシーバスなどターゲットに合わせて開発されたロッドもありますが、サーフ専用でなくてもシーバスロッドやショアジギングロッドなどでも代用可能です
初心者におすすめのサーフロッドはこちら⇒【2021年】サーフロッドの選び方&初心者おすすめロッド7選
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スピニングリールは4000番台がおすすめ
サーフロッドに使用するスピニングリールの番手は3000番~5000番が候補に挙げられますがおすすめは4000番のスピニングリール
3000番台は軽量で取扱いやすいのですが、大型ヒラメがヒットした場合にパワー不足で取り込みに苦労することも
一方5000番台はパワーは十分なもののリール重量の重さが気になるところです
4000番台はサーフフィッシングにとってパワーと軽さのバランスが良いリールが揃っているのでおすすめです
またリール全般に言える事ですが、サーフ釣行ではリールが砂を噛んだり波をかぶったりするので釣行後の最低限のメンテナンスはして大事に使いましょう
PEラインは1.0号~1.2号でOK
サーフヒラメではPEラインを使用します。PEラインの太さは0.8号~1.5号程
飛距離を重視してより細いPEライン0.6号を使用している方もいらっしゃいますが、強度に不安はあるのでよほど腕に自信のある方でなければ避けた方が無難でしょう
基本はPEライン1.0号~1.2号。初心者であればPEライン1.2号を選択を選択すると安心感があります
サーフフィッシングでは100m程の範囲を探る釣りですが、PEラインの長さはラインブレイクなどを考慮して200m巻を準備しておきましょう
ショックリーダーはフロロカーボン製おすすめ
ショックリーダーとはPEラインとルアーの間に結ぶラインのことです
ラインは根回りや障害物などへの擦れの他にも歯の鋭い魚のバイトによっても傷つくことがあります
PEラインは傷つくと切れやすい(ラインブレイク)ため、傷に強いショックリーダーを入れることによってラインブレイクの危険を軽減させます
ショックリーダーの長さは1m~1.5m程。PEラインとリーダーの結び目がキャスト前の垂らし時にロッドガイド外に出ているくらいがベスト
またリーダーの素材にはフロロカーボンやナイロンがありそれぞれ特性はありますが、一般的にサーフフィッシングではフロロカーボン製のリーダーの使用で良いでしょう
リーダーlb.(ポンドについて
リーダーの太さ(lb.=ポンド)はそのポイントの状況によって合わせるのがベストですが、基本的にPEライン号数×2=リーダーlb.と覚えましょう
例)PEライン1.0号×2=リーダー20lb.、PEライン1.2号=リーダー22lb.など
フローティングベスト(ライフジャケット)は救命具の役割
サーフフィッシングをする際にはライフジャケットとなるフローティングベストは必ず着用しましょう
サーフでも予期せぬ大きく強い波はくるものです。フローティングベストは浮力が有るので万が一水没した際の救命具となります
フローティングベストにも様々なタイプが有りますが高機能のモデルは収納箇所や釣りを快適にする機能が備わっています
ウェーダー装備で足元を濡らさずに快適釣行
ウェーダーとは水中に入っても濡れないように腰や胸元まである胴長のことです
波打ち際で釣りをするサーフフィッシングでは欠かせないアイテムとなります
ウェーダーにはその用途によって様々なタイプがありますが、一般的には胸元までカバーできるチェストハイタイプがおすすめです
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アウターウェアは防水機能&動きやすさ重視
アウターウェアに関しては特に釣り具メーカーにこだわる必要はありません
機能面でいうなら動きやすさと防水機能を兼ね備えたものがおすすめです
ウェーダーの色味も考慮しておしゃれな組み合わせを考えてみるのも楽しいですよ!
フィッシュグリップで安全に魚を掴もう
フィッシュグリップは魚が釣れた時に安全に持つために必ず用意して欲しいアイテム
魚には歯や鋭いトゲがあったり、種類によっては毒トゲなどもある魚もいます。直接魚に触らない事で未然に怪我を防ぎます
リリースする際にも素手で触らないことで魚体へのダメージを軽減できます
プライヤーで魚にかかったフックを外しましょう
フィッシュグリップと同じく必ず用意して欲しいアイテムがフィッシングプライヤー
特に魚が釣れた際に針(フック)を外す時には必ずプライヤーを使ってください
注意
フックを外す際に手で取ろうとすると思わぬ時に魚が暴れてしまい指にフックが刺さってしまうケースがあります。この事故は本当に多いので必ずプライヤーを使ってフックを外しましょう
高機能のフィッシングプライヤーにはフック交換の際のリングプライヤーとしての使用やラインカッターのついたモデルなどもあります
ルアーはポイントや状況によって使い分けよう
今回はサーフフィッシングにおいてヒラメを狙うルアーを紹介します
サーフフィッシングで使うルアーでは主にミノー・シンキングペンシル・ワーム・メタルジグなどが挙げられます
それぞれに特性がありメリットデメリットがあり、ポイントや状況によって使い分けるのがベスト
初めてサーフフィッシングのルアーを用意するのであれば近距離用のジグヘッド+ワームと遠距離用メタルジグ30g~40gをそれぞれ数種類用意すればある程度の状況にも対応できます
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サーフフィッシングに必要な装備や道具類 まとめ
上記以外にもキャップ・サングラス・グローブ・ライト類やルアーケースなどまだまだ必要なものはありますが、とりあえずロッド・リール・フローティングジャケット・ウェーダー・アウターウェア・フィッシンググリップ・プライヤー・ルアーがあれば必要最低限の装備といったところでしょうか
この辺りも後日まとめておきたいと思います
(※キャップとサングラスは本来の日よけ以外にも予期せぬルアー接触から守るためにも装備をおすすめします)
Twitter(@flatfishfan)にてひっそりつぶやいています。よろしければフォローお願い致します!
それでは!みなさまが良い釣果にめぐまれますように!Let's fishing!